展望★2020 明桜
粒ぞろいの選手たちが輝きを放つ明桜
2019年10月21日(月)。
本日は、明桜の2020年展望について。
今夏から秋にかけ、投打にわたる多くの活躍を見せて頂きました。
感動を頂きました。
明桜は紹介したい選手が多くいるのですが、特に、個人的に推したい注目選手を列挙させて頂きます。
【2年生】
1 佐々木湧生(秋田東中)
明桜の頼れるエース。
輿石監督の投手起用のローテーションがしっかりしているので(逆に言えば頼りになる投手が多いので)、なかなか1試合投げ抜く姿は多く見られませんが、要所を確実に抑えるピッチングは安定感抜群です。彼が登板すると、まず”安心できる”という投手ですね。
10 橘髙康太(河合第二中(奈良))
打撃面でもクリーンナップを任せられるほど、投打に活躍する投手の一人、”きったか”くん。
130キロ台の速球が中心ながら、私の観る限り、彼の制球力はイチ押しです。
先発も務めることがある”きったか”くん。(個人的にこの響きが気に入ってます。)
来夏までにまだまだ成長が期待できる投手です。
11 長尾光(袋原中(宮城))
1年生の時から、何度となく登板姿を見てきた投手です。
彼の今秋大会での目覚ましい活躍はすでに当ブログ内記事で伝えてますが、制球力が格段に安定し、空振りを多く奪える投手に成長してきました。
秋季中央地区大会での対由利戦で14奪三振完封、秋季県大会決勝、能代松陽戦では無失点の9奪三振と、圧巻の投球内容。先発だろうが抑えだろうが、器用にこなします。
個人的に最も注目したい投手です。
5 平尾蒼凱(中芳養中(和歌山))
打順は4,5,6,7番と毎試合目まぐるしく変わりますが、変わらないのはその打撃の安定感。
明桜一、いや現段階では秋田県内一の”ヒットメーカー”と言いたいほどです。特に今秋季東北大会、仙台育英戦で放ったチャンスでのヒット、執念の同点打!この夏から秋にかけて大いに魅せてくれたバッターです。
6 下沢優斗(城東中)
秋の大会からは、ほぼ不動の1番バッターを占める好打者。
トップバッターを任せられるだけあり、毎試合確実にヒットを重ねています。守備にも堅実さが見られ、彼がショートに居座るだけで明桜の内野陣は引き締まって見えます。
9 田中大夏(松原第三中(大阪))
平尾選手と並び、明桜打撃陣の中核を成す強打者。
ヒットはもちろん、フェンス直撃の長打も何度となく見せてくれます。さらに力を付け、ホームランを連発する選手に成長してほしいと思います。
【1年生】
7 風間球打(塩山中(山梨))
1年生ながら、投打にわたる活躍を見せる注目選手。
フェンス直撃の長打など、打撃での活躍が際立っていますが、投手での活躍も見たいところです。
何度も先発起用されるなど、輿石監督の期待の高さもうかがえますので、(負傷時には無理をせず、)打者をうならせる投球をまた見せてほしいと思います。
今後の展望 - 明桜
以上、述べたことから、明桜は投打ともに県内一の実力を備えているといっていいと思います。
東北大会では延長戦の末、仙台育英に1点差で敗れるという、悔しく、惜しい試合を展開しました。
投手陣の充実は明らかですので、さらに磨きをかけ、相手チームが得点を奪えない鉄壁陣を形成できるものと思います。
打撃陣も、平尾選手、田中選手を中心に、下位打線まで切れ目のない打線を展開、大量得点を奪えるチームですので、今後とも大いに期待しています。
秋季東北大会を振り返れば、、
優勝した仙台育英に対し、善戦したのは決勝戦での鶴岡東を除き、僅差で敗れた明桜のみです。
他のチームは一関学院が5点差、盛岡大附が7点差で仙台育英に敗れています。
一方的な見方かもしれませんが、、まだ明桜のセンバツの可能性はあると信じています。
2020春センバツの出場校発表が待ち遠しいです。