2022春季県大会_秋田商業 6-4 明桜
快晴で迎えた春季県大会決勝⚾️
こんにちは、REIYAです。
2022年5月29日(日)、快晴で迎えた春季県大会決勝、
秋田商業 vs 明桜の一戦です。

私が追う限り、ここ数年、明桜に勝てないでいる秋田商業。
今年はいかに?
という思いもありながら、やはり今回も明桜が陣取る3塁側スタンドに腰掛けました😅
両校、シートノックを終え、いよいよ春の秋田大会、王者を決める一戦、”戦闘開始”です。
秋田商業、先発は背番号10の松橋。
明桜、先発は背番号11の相庭です。

明桜、1、2回で2点を先制!
1回表、秋田商業の攻撃は無得点に抑えられたその裏、
明桜は出塁した稲次の2盗に対し、秋商キャッチャーの送球がセンターに抜け、稲次は3塁へ。
そして4番・宮本のレフト前ヒットで明桜が先制!!
秋田商業 0-1 明桜
さらに2回裏、
明桜は8番・猪原のセンターを抜ける2ベースヒットに続き、
9番・吉野のレフト前ヒットで手堅く2点目を奪取。
秋田商業 0-2 明桜
秋田商業、4回に連打で同点に!!
序盤に2点を先制した明桜。
『今年も明桜には及ばないのか、、』という気持ちがよぎりましたが、
秋田商業、今年の打線は一味違うようです。
4回表、秋田商業は2死1・2塁として7番・佐々木のヒットで反撃のきっかけをつかみます。
秋田商業 1-2 明桜
さらに秋田商業は8番・原田のヒットで同点に追いついただけではなく、
9番・近藤の打撃が明桜・ショートのグラブをはじき、この間にランナーがホームへ。
秋田商業、逆転!!
秋田商業 3-2 明桜

ここで明桜、ピッチャーは古川(背番号19)に。
四球を出し満塁とするも、次の打者を三振に抑え、秋田商業に追加点を許しません。
明桜、5回に石田の大飛球でゲームをひっくり返す!
明桜の戦法は3年前に私が観た時から変わらず、
ランナーが出ると、バントの構えを見せつつヒッティングで相手守備陣に揺さぶりをかけます。
一方、2失点ながらも巧みに緩急をつき、要所を抑える秋田商業の先発、松橋。
5回表、秋田商業は四死球で1・2塁とし、
送りバント失敗で2死1・2塁となるも、続くバッター佐々木も四球で2死満塁。
ここで明桜ピッチャーは3番手・上山(背番号9)に交代。
8番・原田をショートゴロに抑え、ピンチをしのぎます。
5回裏、明桜は2死ながら1・2塁のチャンスを作り、
迎えるバッターは昨日の準決勝でホームランを放っている3番・石田恋。
今日も大きな当たりを見せてくれました。
石田の打った飛球は、あわやホームランかという大きな当たり。
『今日もか?』
あと少し、というところでしたがタイムリー3ベースヒットとなり、ゲームをひっくり返します。
秋田商業 3-4 明桜
攻守に活躍する秋田商業・松橋。7回にはスクイズで再び同点に!
ランナーを出すたび、執拗に牽制球を繰り返す、秋田商業の先発・松橋。
自信があるのでしょう。
6回には代走で出た明桜の1塁ランナーの池本を牽制で見事に刺しました。
そして7回表、
秋田商業は4番・鈴木の2ベースヒットで無死2・3塁。
5番・児玉はサードゴロに倒れ、6番・松橋。
この松橋が見事なスクイズを見せ、秋田商業は再び同点に!
秋田商業 4-4 明桜
松橋のスクイズ、見事でした。
攻守に活躍していました。

明桜の守備の乱れに乗じ、秋田商業がさらに2点を追加。
8回表、明桜はエース・野中が満を持して登板。
その野中を秋田商業打線は強打で歓迎。
今年の秋田商業は、ここ数年の中でも打線が強い印象を受けました。
1死1・2塁とし、
続くバッター寺門のピッチャーゴロを野中が2塁に。
ボールは外野にそれ、その間にランナーが一人ホームイン。
秋田商業、再び逆転します。
秋田商業 5-4 明桜
秋田商業は3番・齊藤。
このピッチャーゴロを野中が再び2塁へ。
そしてまたしてもボールはセンター方向へ、、。
2塁ランナーも帰り、
秋田商業 6-4 明桜
しかし、野中も後続は断ち、それ以上の追加点は許しませんでした。
8回裏には秋田商業もエース・菅原がマウンドへ。
両チームとも、互いにエースを温存していたのではという印象。
秋田商業、菅原の見事な三振劇で春の王者に。
8回には守備の乱れがあった明桜でしたが、
9回表、野中は落ち着いて好投を見せ、
三振を奪うなど、秋田商業打線を3人で終わらせ、無得点に。
スコアは変わらぬまま、9回裏、明桜、最後の攻撃に。
その明桜の前に立ちはだかったのが、
8回から登板したエース、菅原。
最初の打者、5番・坂口を三振に。
続く6番、代打で登場した松田も三振に抑えます。
それまでの明桜の打線の勢いはどこに行ったのかと思わせるほどの、菅原の見事なピッチング。
続く7番、代打の松橋には四球を与えてしまいますが、
8番・猪原をも見事に三振に抑え、ゲームセット。
秋田商業 6-4 明桜
菅原の見事な好投が光りました。
8回の明桜の守備の乱れがなければ、
あるいは同点のまま、延長戦にも?
そんなことを思わせるほど、両チームともに拮抗し、シーソーゲームを見せてくれました。
振り返れば、
明桜の強打が目立つ一方、
秋田商業は先発・松橋の緩急を分けたピッチング、
明桜に負けずとも劣らぬ強力打線、
そしてエース・菅原の圧巻の三振劇。
今年の秋田商業は、まだまだこれで終わる気がしません。
明桜も、今日は一時的に乱れたとはいえ、
昨日・今日と、140キロ近くの速球を投じるエース・野中。
そして石田の長距離砲を中心とした強力打線はチームの強みでしょう。
東北大会のみならず、夏の大会がますます楽しみでしょうがない、
そう思うのは、私だけではないでしょう。
祝!100記事到達!!
これは余談ではありますが、
当ブログ、『高校球児たちのあしあと』も、
今記事をもってちょうど100記事となりました!😆
2019夏に始めて以来、
コロナ禍など、ブログや野球観戦に対するモチベをこれでもかとへし折る要因がありましたが、
高校野球を愛する読者の皆様のおかげを持ちまして、
ここまで到達できたと考えています。
いつも記事を読んでくださる方々、
オンライン・オフライン問わず、親しくしていただける方々、
本当にありがとうございます。
今後も、更新頻度に波があったりするかとは思いますが、
愛する高校野球のため、地元秋田を中心とした球児たちの思い出のため、
力の続く限り、楽しみながら継続してまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。🙇♂️

過去の明桜vs秋田商業といえば、以下の記事をどうぞ。
➡️ 『公式試合の記録』ページ