明桜・風間が”怪物”の片鱗を見せる!自己最速150キロ⚾高校野球秋田県大会

朝から強い風が吹くこまちスタジアム⚾

2020年7月18日(土)。

こんにちは、REIYAです。

いよいよ本日から高校野球秋田県大会準々決勝。

第一試合は秋田修英 vs 明桜の一戦。

普段より風を強く感じた秋田市。

予想通り、こまちスタジアムに吹き荒れる風も球児たちに少なからぬ影響を及ぼしました。

 

明桜、先発は橘髙(きったか)

秋田修英、先発は小西

 

秋田修英の先攻で始まった試合。

橘髙が修英の攻撃を無得点に抑えての1回裏。

明桜、早くも4番平尾がライト線いっぱいのタイムリーで先制。

秋田修英 0-1 明桜

 

しかし、そのすぐあと2回表。

今度は修英の4番成田が橘髙からライトスタンドへホームラン!

今日はレフト方向からライト方向へ強い風が吹いていました。

しかし、これは打った瞬間にそれと分かる強い当たり。

昨秋以降、段違いの力を付けてきた橘髙から、見事な1発を放ちました。

秋田修英 1-1 明桜

修英、早くも追いつきます。

 

中峯など下位打線が連打で勝ち越し

追いつかれた明桜、橘髙も落ち着きを取り戻したかのように変化球を巧みに織り交ぜ、奪三振を重ねていきます。

それにしても、秋田修英打線もさるもの。

1巡目からどんどん橘髙を責め、ヒットを打ち込んできます。

 

2回裏、明桜は7番、キャプテンの福井がライト線へのタイムリーツーベース!

そして8番五十嵐、センター返しで1死1,3塁とすると、

9番中峯、3塁線へのヒットで勝ち越します。

秋田修英 1-2 明桜

なお、1死1,3塁。

1番下沢のレフト犠牲フライでさらに1点。

秋田修英 1-3 明桜

 

中峯、本日2打点の活躍で明桜が追加点!

3回裏、修英は2番手阿部がマウンドへ。

きわどいコースへストライクを投じ、この回、明桜打線を三者凡退に。

 

修英打線は調子を上げてきた橘髙の前に、無得点イニングを重ねていきます。

 

4回裏、明桜、1死3塁。

9番中峯がライトへの犠牲フライでさらに1点追加します。

秋田修英 1-4 明桜

中峯は本日2打点の活躍。

 

橘髙、初戦に続き奪三振を重ねる

その後、両チーム無得点のまま、7回へ。

前の回、橘髙の打順に代打・森元が入ったことで、

明桜は2番手、エース佐々木湧がマウンドへ。

橘髙はこの回までで奪三振8

140キロ台のストレートにキレのある変化球で修英打線を抑えました。

初戦の金足農業戦に続き、光る投球を見せてくれました。

 

代ったエースの佐々木湧。

今大会初登板。

これで”明桜カルテット”が全て登板した形になります。

巧みな投球で修英打線を打たせてとった佐々木湧。

この回、三者凡退に抑えます。

 

7回裏、明桜は2死2塁から、3番佐々木渉がライト線へのタイムリーで追加点を。

秋田修英 1-5 明桜

 

佐々木湧をとらえた修英打線

8回表、秋田修英が反撃を見せました。

まず、無死1,2塁から、

2番川原がライトオーバーツーベースヒットで1点返します。

秋田修英 2-5 明桜

これもライトへの強い風に乗り、飛距離が伸びました。

3番那須もヒットでさらに1点。

秋田修英 3-5 明桜

続く4番・成田もヒットで1死1,2塁。

修英打線が明桜エース佐々木湧をつかまえました。

ここで明桜は3番手・風間にスイッチ。

 

”怪物”風間、自己最速150キロをマーク⚾

前の試合、秋田西戦で最速149キロを記録した風間。

この試合もマウンドに上がるや否や、猛チャージ!

145、148と球速を上げていきます。

長身から繰り出す思い切りのいいストレートで2者連続三振!

ピンチを切り抜けました。

 

そして最終回。

秋田修英最後の攻撃にも立ちふさがった風間。

149キロを出したかと思うと、さらに自己最速記録を更新する150キロをマーク!!

この回も2者連続三振。

そして最後の打者をショートゴロに抑え、明桜が準決勝進出。

秋田修英 3-5✖ 明桜

秋田修英も8回には追い上げ、その裏も2番手阿部が満塁のピンチを切り抜けるなど、好投を見せてくれました。

ひじょうに中身のいい、好勝負でした。

それにしてもこの試合でますます印象を強くした明桜・風間。

昨秋にはまだまだ荒削りの印象がぬぐえなかった彼も、久しぶりに見せたその姿は、体格・風格ともに別人を見るかのようでした。

しかもまだ2年生。

今後の伸びしろにも大いに期待したいです。

 

大髙→深堀→堀内のリレーで能代松陽が勝利

本日準準決勝の第2試合。

大館国際 vs 能代松陽

1回裏、能代松陽が2点先制しますが、大館国際も先発大髙から3点を奪い、逆転に成功。

能代松陽は4回、2番手に深堀がマウンドへ。

大館国際の流れを封じるとともに、自らのバットで同点打を放ちます。

そして終盤までで5点を追加、最終回には満を持してエース堀内を投入。

深堀、堀内の好投で大館国際を抑え込みました。

大館国際 3-8✖ 能代松陽

昨秋の県大会決勝で戦った能代松陽と明桜。

今大会も優勝候補の2強ですが、好投手を擁しながらも、一度相手打線に付け入るスキを与えてしまうと、思わぬ危機を招いてしまう。

本日の試合から、そういった印象を受けました。

相手打線との相性もあるでしょうし、あとは継投のタイミングかと。

 

明日も楽しみな高校野球秋田県大会

明日も注目したい好試合が続きます。

第1試合

由利 - 横手清陵

第2試合

湯沢翔北 - 秋田商業

 

特に第1試合、かつて2016夏に大曲工業を甲子園に導いた阿部監督率いる、横手清陵

Gブロックを制し、この準準決勝でまずは由利と対戦。

強豪、秋田南との接戦を制した安保監督率いる由利レッドとどのような試合を見せてくれるか、期待が高まります。

明日も記事を更新します。

 

公式試合の記録

Posted by reiya