高校野球⚾、、それは再現不可能なノンフィクションドラマ | 高校球児たちのあしあと
”球児の数だけドラマがある。”

高校野球⚾、、それは再現不可能なノンフィクションドラマ

2020年4月1日

「再現性のないドラマ」を自然と演出する高校野球

2020年2月14日(金)。

こんにちは、REIYAです。

久しぶりに記事をアップします。

このブログを訪れ、記事を読んで下さる方々はもちろん、高校野球が好きな方だと思います。

「皆さんは何故、高校野球が好きなのでしょうか?」

「プロ野球と違い、公式戦で敗れると次がないから。」

「実質2年半の高校生活で完全燃焼する姿に共感を覚えるから。」

他にも様々な答えが返ってきそうですが、、

私が高校野球を好きな理由は一つ!

「再現性のないドラマに魅かれるから。」

です。

毎年春、夏(秋も含め)、数多くの試合(公式戦)が全国で行われますが、ゲームの展開に似たものがあったとしても、全く同じ試合というものはただの一つもないはずです。

まして、その試合を演出するのは、真剣勝負で挑む高校球児たち。

彼らの全力プレーに感動しないはずがありません。

それらは意図的に創作(演出)しようとしてもできるものではありません。

その球場で、その試合で、そのプレーでしか味わえない感動。

全てが”唯一無二のドラマ”です。

それこそが「高校野球」だと思います。

 

ドラマ演出に大きく貢献する応援歌

その「再現性のないドラマ」をひときわ盛り立てるものが各校の応援であり、応援歌ではないでしょうか。

日本国民の多くが熱狂したドラマ。

記憶に新しいところで言いますと、、

2018年夏の「金農フィーバー」

あの夏こそ、まさに二度と再現できないものでした。

彼ら金農ナインは甲子園に突如、旋風を巻き起こし、花火のように高く舞い上がり、そして夏の終わりとともに甲子園を後にしました。

あの年の夏に彼らが残した存在感は計り知れないものがあり、ずっと我々の記憶に残り続けるのだと思います。

特に対近江戦で見せた、9回裏のドラマ。

「魔曲」と呼ばれた応援歌、「Gフレア」

あの試合の、あの時の「Gフレア」は甲子園の観衆を巻き込み、ドラマを盛り上げました。

多くの手拍子が鳴りやまず、金農ナインの背中を押し、対峙する近江の選手たち、林投手、有馬捕手のプレッシャーを嫌でも高めました。

そして決勝、対大阪桐蔭戦でもその魔曲は再現されました。

応援の力というのはつくづく恐ろしいものだと思います。

相手投手にたとえようのないプレッシャーを与え、バッターを勇気づけます。

それが相手守備のエラーを呼び、味方のチャンスを拡大する。

決して大げさな表現ではないと思います。

 

もう一つ、思い出されるのが2015年夏の甲子園、秋田商業 vs 仙台育英

(秋田県勢の話ばかりで恐縮ですが、、)

あの試合、成田翔投手が仙台育英の平沢大河選手にホームランを打たれるなど、9回までで6失点。

6-1で迎えた9回裏。

2死まで追い込まれながら秋田商業は粘りを見せ、2点を返します。

2死3塁で打席に入ったキャプテンの会田選手。

その時、秋田商業の本家「タイガーラグ」の応援歌に甲子園の熱気は最高潮に。

「タイガーラグ」のリズムに合わせ、手拍子が次第に甲子園を包み込むようにじわじわと広がっていきました、、。

あの時も、甲子園の観衆は目の前で展開されるドラマにのめり込み、魔曲「タイガーラグ」のリズムに”釣り込まれた”と言ってもいいかもしれません。

結果としては、秋田商業は6-3で仙台育英に敗れましたが、あの9回の粘りは金足農業同様、甲子園に一つのドラマを刻み付けました

応援歌にはそういう魅力もあります。

「この曲を聴くと、あの時の思い出が蘇る、、。」

 

日本が誇るべき「夏の風物詩」

毎年夏になると、高校野球ファンの多くが甲子園を中心にアツくなり、盛り上がりを見せます。

球児たちのプレーに感動を受け、勇気をもらいます。

メディアの影響もあるでしょうが、ひと夏にこれだけの熱狂を拡散させる「高校野球」。

これは日本だけにしか見られない、独特なものだと思います。

もはや日本が誇るべき文化だと、私は考えています。

一つのスポーツ観戦、高校生の競技という枠に収まらない、独特な文化です。

再現不可能なドラマ、二度とは戻らない夏。

その貴重な一瞬一瞬を、今年も楽しみに待ちます。

その多くの感動をこのブログで伝えていきます。