2019秋季中央地区高校野球⚾秋田vs金足農業
存在感を見せつけた秋田の先発・髙橋
2019年8月31日、2試合目の観戦記録です。
場所をさきがけ八橋球場に変え、秋田vs金足農業の一戦。
私が球場に到着した時にはすでに試合が始まっており、早くも1回、秋田高校側に「1」が。
1回表、秋田の攻撃終了時点で、秋田が1-0とリード。
金足農業の先発は、個人的に期待しているエース山形ではないようです。
1回裏、金足農業の攻撃。
秋田の先発はエース左腕の髙橋。夏の大会での対明桜戦が記憶に新しいです。
金農、1番加賀谷は三振で1死。
2番吉田は内野ゴロ。2死。
3番鈴木も三振でスリーアウト。髙橋の安定感。
2回表、秋田の攻撃。
金足農業の先発は背番号20の小柳。
”期待”のエース山形はレフトにいました、、。
秋田は6番進藤から。
左中間へのタイムリーでノーアウト2塁。
7番佐藤起がすかさず送りバントで1死3塁。
さらに8番ピッチャーの髙橋が三遊間を破るヒットでランナー生還。
秋田 2-0 金足農業
なお1死1塁。
9番伊藤もレフト前ヒットで1死1,2塁。
1番キャプテンの菊池信。
ライトフライで2死1,2塁。
2番高嶋。ライト前のヒットかと思いきや、金農ライト鈴木のダイビングキャッチ!
スリーアウト。
2回裏、金足農業の攻撃は三者凡退で得点なし。
3回は両チームともにヒットが出ず、得点なし。
4回表、秋田の攻撃。
7番佐藤起はショートゴロで1死。
8番髙橋セカンドゴロに倒れ、2死。
金農先発、小柳の制球が安定してきたような、、。見た感じ、投球が比較的真ん中に集中してきてました。
9番伊藤はセンターフライでスリーアウト。この回も小柳は3人で仕留めました。
金足農業、相手のミスに付け入り、ヒットで1点返す
4回裏、金足農業の攻撃。
1番加賀谷はショートゴロで1死。
2番吉田はライトフライ。2死。
3番鈴木はファーストゴロですが、、ファースト柴田がうまくさばけず、鈴木は出塁。2死1塁。
4番柴田もサードゴロ。しかし今度もサード佐藤起の悪送球で2死ながら1,3塁。
5番米谷。
上手くセンター前に落とし、ランナー1人生還!
秋田 2-1 金足農業
なお2死1,2塁。
6番山形。
しかしここは髙橋が山形を三振に抑え、スリーアウト。
金足農業は1点止まり。
5回表、秋田の攻撃。
1番菊池信はセンターフライで1死。
2番高嶋、ライト前ヒットで1死1塁。
しかし3番柴田の内野ゴロでゲッツー!
金足農業の守備は見事でした。足が一瞬、宙に浮くような、躍動感ある動きで流れるようにボールをさばいていました。
5回裏、金足農業の攻撃はまたも3人で終了。
秋田のエース、髙橋の安定感は抜群です。
5回終了でグラウンド整備へ。
秋田、相手守備のスキを突いたプレーで追加点
6回表、秋田の攻撃。
4番菊池翔はフォアボールで出塁。ノーアウト1塁。
5番菅原はサードの頭上を越えるレフト線へのタイムリーツーベースでノーアウト2,3塁。
6番進藤もライト前に上手く運び、ランナー1人生還。
秋田 3-1 金足農業
なおノーアウト1,3塁。
7番佐藤起。
スクイズなのか?
バントしたが、3塁ランナーは3-本間で進まず、ピッチャーが1塁へ投げるのを見てから3塁ランナーがホームへ。うまく守備のスキを突いたプレーで生還。
秋田 4-1 金足農業
なおも1死2塁。
さらに8番髙橋のライト前ヒットでランナーがもう1人生還!
秋田 5-1 金足農業
ホント、秋田の髙橋は投打に活躍。
9番伊藤はセンターフライで2死。
1番菊池信はフォアボールで2死1,2塁。
金農はここでピッチャーを、ライトに入っていた背番号11の鈴木へ。
秋田は2番高嶋。
鈴木の2塁への牽制球が後方に逸れ、ランナーは進塁。そして結局、高嶋もフォアボールで満塁へ。
しかし、3番柴田がサードゴロに倒れ、スリーアウト。
ここまで終わって5-1。この頃から雨が降り始めました、、。
金足農業、雨による中断後も流れを変えられず、、
6回裏、金足農業の攻撃。
1番加賀谷がセンターオーバーのツーベースヒットでノーアウト2塁へ!
2番吉田。
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ここで急に、、それまで降っていた雨が強くなり、試合は一時中断。
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とりあえず、傘もないので球場外へ避難!
多くの観戦客が私と同様、濡れネズミ状態でした、、。
しばらく待つと、雨も止み、ローラーでグラウンド整備に入ってました。
また日が差してきた!!
雨のためにグラウンドに敷いていたブルーシートを撤去する数名を見て、両チームの部員たちが我先にと集まり、共同作業。
「相手側にだけ作業させていて良いものか!俺たちこそ率先して。」みたいな雰囲気が感じられ、見ていてとても微笑ましい光景でした。
高校時代が懐かしい、、。(私は野球部ではありませんでしたが、、あしからず、、。)
雨による、思わぬ中断がありましたが、金足農業はノーアウト2塁からのチャンス。
2番吉田が手堅く送りバントを決め、1死3塁。
3番鈴木はフォアボールで1死1,3塁。
4番柴田は三振に倒れ、2死1,3塁。
金農、なかなかチャンスを生かせません。
逆に言えば、それだけ秋田のエース高橋の投球が1枚上だということでしょうか。
5番米谷。
ここも髙橋がセカンドゴロに打ち取り、スリーアウト。金足農業、またも得点ならず。
7回表、秋田の攻撃。
4番菊池翔がライトオーバーのツーベースでノーアウト2塁。
5番菅原は三振に倒れ、1死2塁。
6番進藤はサードゴロでランナー動けず、、。2死2塁。
7番佐藤起も三振に倒れ、スリーアウト。得点ならず。
金足農業・鈴木がピンチをしのぎます。
7回裏、金足農業の攻撃。
この回も秋田の髙橋が2三振を奪うなど、全く金農打線を寄せ付けない展開。
金農、この回も得点ならず。
秋田、終盤の追加点で金農を突き放す
8回表、秋田の攻撃。
8番髙橋、またもセンター前にヒットを放ち、ノーアウト1塁。
ここまでで髙橋はこの試合、3安打! 投打に活躍する中心選手ですね。
9番伊藤は送りバントで1死2塁。
1番菊池信はフォアボールで1死1,2塁。
ここで秋田はダブルスチールを仕掛けるも3塁でアウト!2死2塁となります。
2番高嶋もフォアボールで2死1,2塁。
そして3番柴田が右中間を大きく割るタイムリースリーベースヒットで走者一掃!
秋田 7-1 金足農業
なおも2死3塁。
4番菊池翔の当たりもまた右中間へ飛びましたが、センター加賀谷が追いつき、スリーアウト。
しかし秋田は大きな追加点。
8回裏、金足農業の攻撃。
9番貝田はフォアボールでノーアウト1塁。
1番加賀谷の内野ゴロが進塁打となり、1死2塁。
さらに2番吉田の内野ゴロも進塁打となり、2死3塁。
しかし3番鈴木は見逃し三振でスリーアウト。金足農業は髙橋に付け入る隙を見いだせないようです。
9回表、秋田の攻撃。
5番菅原はセンター前ヒットでノーアウト1塁。
6番進藤はセンターフライで1死1塁。
7番佐藤起。
菅原が2盗を試み、キャッチャーの送球が逸れる間に菅原は一気に3塁まで。1死3塁とします。
佐藤起も三遊間を破るヒットで菅原が生還。
秋田 8-1 金足農業
なお1死1塁。
8番髙橋に代わり、代打大塚。
秋田側はもう大丈夫と考え、ピッチャー交代でしょうか。
大塚は内野ゴロの進塁打で2死2塁。
9番伊藤はショートゴロでスリーアウト。
9回、最後の攻撃で金農は代打攻勢
9回裏、金足農業、最後の攻撃。
4番柴田から。
秋田は2番手ピッチャー、背番号10の石井。
金足農業は柴田に代わり、代打佐々木。
三振に倒れ、1死。
5番米谷にも代打が送られ、児玉が打席へ。
フォアボールで出塁。1死1塁。
6番山形にも代打が送られ、中泉。
球場内がどよめきます。「中泉?」
ひょっとして金足農業、中泉監督の息子さん?
調べたところによりますと、この中泉琉豊(りゅうと)選手は秋田北リトルシニアの出身で、どうも実の息子さんのようです。(確信は持てませんが、、。)
(※ちなみに、ここで対戦した秋田の石井夢沙士投手も同じく秋田北リトルシニアの出身でした。”リトルシニア対決”だったわけですね。)
結局、中泉はショートゴロで2死1塁。
そして7番菊地にも代打、佐藤を。
中泉監督、代打攻勢に出たようです。あるいは、今後を見据え、一人でも多く経験を積ませようとしたのでしょうか。
秋田のピッチャー石井のワイルドピッチでランナーは2塁へ。2死2塁。
さらに盗塁も決め、2死3塁。
しかし佐藤はレフトフライに倒れ、スリーアウト。試合終了。
秋田 8-1 金足農業
秋高打線は侮れないと予想してましたが、、終わってみれば予想以上でした。
クリーンナップ3人は全て長打を放ち、他の選手も切れ目なく多数の安打。
しかもエース髙橋は11奪三振と好投ぶりを発揮。
夏の大会でも優勝候補の明桜に4-3と1点差まで詰め寄るなど好勝負を展開しています。
(確かその時の先発も髙橋投手でした。)
他校はこの髙橋投手を攻略できなければ難しい展開になると思われます。
今秋、そして来春、来夏と、優勝候補の一角になるのでは?