2019夏 秋田県大会準決勝第1試合 角館 vs 明桜
角館打線、明桜エース佐々木湧を攻略できず
角館 0-2 明桜
外気温が30度に達する炎天下で試合が行われたこまちスタジアム。
私は特に日焼け止め対策をしていなかったので、軽度のやけどに見舞われました、、。
しかし準決勝ともなると、やはり毎年好カードが続きます。
3回戦で昨年の地方大会覇者、金足農業と延長13回の死闘を演じ、さらに準々決勝で湯沢翔北を相手にこれまた延長戦の接戦を制した角館。
これに対し、2回戦での対秋田戦、4-3と僅差で勝利した以外は無難に勝ち上がってきた第1シード校の明桜。試合前の予想は明桜有利かと出していましたが、、。
では試合内容へ。
序盤、両エースの好投が光る
角館先発は藤井、明桜は先発々木湧。ともにエース同士の先発で始まった準決勝第1試合。両者ともに相手打線に快音を許さず、3回まで両チーム無得点。
4回裏、明桜3番の大上がヒットで出塁すると、、何と、、4番の平尾が送りバント。
その後、2死3塁、6番漁野のヒットで明桜が先制します。0-1
大上が出塁した時点で「ここが好機!」と明桜の輿石監督は判断したのでしょうか、確実に点をもぎとりました。さすがです。
5回表、角館は4番鶴岡がヒットで出塁。続く6番佐々木が2塁打で1死2,3塁。
角館としてはこの回が最大の好機でした。ここで打てれば、、。
7番熊谷はバントをフライに打ち上げてしまい、2死。
8番髙橋も内野ゴロに倒れ、得点のチャンスを逸してしまいます。
明桜キャプテンの加藤がスクイズで試合を決定的に
5回裏、明桜は9番西村がヒットで出塁。
続く1番加藤がセーフティバントで無死(ノーアウト)1,2塁。
さらに2番下沢がフォアボールで無死(ノーアウト)満塁。
しかしこの回は後続にヒットが出ず無得点に。
7回裏、この回の明桜の攻撃が試合を決定付けました。
ヒット等で1死3塁にすると、1番加藤のスクイズで2点目を追加します。0-2
角館は8回までヒットは出るものの、得点につながらず。
いよいよ9回、角館の最後の攻撃。1番髙橋祐からの好打順。しかし髙橋は三振に倒れます。
2番茂木はショートゴロに倒れ、2死。
3番小松がレフト前に執念のヒットを放ち、出塁します。
しかし4番鶴岡にあと1打が出ず、三振。試合終了。
角館も終盤まで粘りを見せたのですが、明桜エース佐々木湧の前にあと1歩及ばず。
両エースの奮闘に拍手を送りたいと思います。